映画 『さとにきたらええやん』 予告編

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【西成・釜ヶ崎】子供の集い場からの感動を描くドキュメンタリー映画!「さとにきたらええやん」

企業名:その他

公開日:2016/07/26

text: 高橋和巳

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大阪市西成区「釜ヶ崎」に実在する施設の映画が話題をよんでいます。



ミニシアター系のドキュメンタリー映画。
2016年春、上映期間終了後、再上演の声が次々とあがり、アンコール上映が決定。
全国各地で上映することになっている話題作です。



大阪市西成区、日雇い労働者らが集う国内最大規模の街、別名「あいりん地区」
この地区には、様々な問題を抱えている人が暮らし、またここで育つ子どもたちも、様々な事情のもと成長していきます。



家庭の経済状況、家庭環境、シングルマザー, etc。
様々な環境の中、成長を見守る大人たちのドキュメント映画です。

舞台となっているのは、0歳から20歳までの子どもが集まる「子どものさと」という施設。
障がいの有無や国籍の区別なく無料で受け入れているそうです。



「釜ヶ崎のこどもたちに健全で自由な遊び場を提供したい」という思いから1977年に、こどもたちの遊び場(ミニ児童館)としてスタート。
以来、場所や形態を変えながら、放課後の子どもたちの居場所づくりや、その親たちのサポートをし続けています。


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監督は、大阪府出身の重江 良樹さん。
西成・釜ヶ崎は危険な街という偏見を持っていたそうですが、「なぜこんなところで子どもの施設を?」という疑問から「子どもの里」に通い始め、映画を撮ることにしたそうです。



パワーが有り余ってる子どもたちに、スタッフのかたは悪戦苦闘。
でも、世の中の道理とルールを子どもたちに教える姿は全身全霊を傾けておられます。



とりまく西成の人も暖かいです。
他人の子は他人ではない、地域の子という意識が強いのか、言葉は荒いながら子ども達を心配そうに見守っています。



大人たちの事情は客観的に見れば不条理で複雑。
しかし、その真ん中におかれた子供にとってはそれが日常です。

何をしたら間違っていて、何をどうしないといけないのか?
社会のルールには、教科書やお手本がありません。
強く生きなければならない、だけど曲がってはいけない。
複雑な道だからこそ踏み外してはいけない。



人生は窮屈になってはつまらない。
だけど自由に生きることは孤独も伴います。
釜ヶ崎の「さと」で育つこどもたちは真っ直ぐな目で、どの大人のどんなところをお手本にすべきかを全身で観察しているように思えます。



大人になれば働かなくてはいけません。
働いてお金を稼がなければなりません。
ですが、お金を稼ぐことだけに夢中になりすぎて、自分の人生を見失ってはいけません。



単なるドキュメントでも、泣かせる話でもない。
長い人生の「幸せ」と「義務」について、考えずにはいられない映画です。



そして、地元西成出身のラッパー、
SHINGO★西成さんの歌が心に響きます。


近所のおっちゃんに習った・・。
ここではこうして生きなさい。


【上映予定】
大阪府 第七藝術劇場 06-6302-2073
2016年7月2日(土)~8月19日(金)

7月2日(土)~7月8日(金)10:00 12:10(1日2回上映)
7月9日(土)~7月15日(金)10:00 12:10(1日2回上映)
7月16日(土)~7月22日(金)15:55(1日1回上映)
7月23日(土)~7月29日(金)17:40(1日1回上映)
7月30日(土)~8月5日(金)11:30(1日1回上映)
8月6日(土)~8月12日(金) 16:55(1日1回上映)
8月13日(土)~8月19日(金) 15:30(1日1回上映)
★上映期間中、毎週日曜日と火曜日は全回「日本語字幕版」上映

神戸アートビレッジセンター 078-512-5500
2016年7月23日(土)~8月5日(金)

7/23(土)~29(金)[火休] 10:50/16:20
7/30(土)~8/5(金)[火休] 10:30
※7/24(日)10:50の回、16:20の回上映終了後、重江良樹監督の舞台挨拶あり

京都シネマ 075-353-4723
2016年秋
上映日程、上映時間は決まり次第公開されます。

その他、全国各地で上演希望殺到中。
心が揺さぶれる映画、是非ご覧ください。


さとにたきらええやん
http://www.sato-eeyan.com/


文/高橋和巳

 

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