熊本地震・PWJレスキュー活動。夢之丞はここでも活躍していた!

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人間に殺されかけた犬が、人間の命を救う。夢之丞は、熊本地震でも大活躍!

企業名:その他

公開日:2016/04/28

text: 高山晃歩

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広島の保健所から譲渡された「夢之丞(ゆめのすけ)」

ドリームボックスの前にいたからと名付けらました。





ドリームボックスというのは、保健所の殺処分設備の通称。

人間に捨てられた犬たちがせめて夢見るように・・ということなのでしょうか?
しかし、実際には決して夢見るようとはいえない
もがき苦しんで死んでいかなくてはならないガスを使った処分


日本国内のほとんどの自治体で行われている
殺処分方法は二酸化炭素 (CO2) によるガス殺です。
このCO2ガス殺は安楽死とは程遠い殺処分なのです。



紛争や災害の人道支援をしている
NPOピースウィンズ・ジャパン
にひきとられた夢之丞は
レスキュードッグとした厳しい訓練をうけることになりました



人間に捨てられた犬が
人間を助けるための訓練をうけることになったのです




人間の手で殺されようとしていた夢之丞は
この厳しい訓練に耐え
見事にレスキュードッグとして使命をうけ


2014年に発生した広島土砂災害の現場で初出動
この時の働きが認められ、人命の救助等に貢献した動物に贈られる
「第7回日本動物大賞 功労動物賞」を受賞



同じく2014年に発生したフィリピンの台風
続く2015年にはネパール地震の被災地にも出動しました



今年2016年4月に発生した熊本地震には
発生後わずか11時間後に熊本入をし
余震が続く中
泥まみれになり、傷つきながら救助活動を続けました





なんの罪もないのに
人間に見捨てられ、人間に殺されようとした不要犬が
人間の命のために働く

皮肉なことです

レスキュードッグは
ただ訓練されただけの動きをしているだけと思われることもありますが

911のテロの時、活躍したレスキュー犬は
来る日も来る日も、生きている人間ではなく
ご遺体を発見し続け
なんともいえない悲しい表情をしていたそうです


瓦礫下に人間がいると知らせた場合、その被災者が生きているか

死んでしまっているのか

犬ははっきりと違った反応を起こします。

生体臭ではなく死体臭を嗅ぎ分けたときや、捜索活動をしていて、結果が出せないまま帰らなければ
ならない時に犬は人間と同じように、もしかすれば人間以上にショックを受けているかもしれません。


人間は犬を捨てることができますが
犬は人間を見捨てる事はできません。





日本国内では
毎年、多くの犬や猫が保健所に収容、殺処分となっています。

この数字は年間12万8000頭

これは一頭ですらあってはいけない数字なのです。



災害は防ぐことはできませんが
殺処分を防ぐことはできます




夢之丞が所属する
NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」(PWJ)
は、2016年3月30日
広島県内で殺処分対象となった犬を全頭引き取ると発表しました。


殺処分0を目指して
一歩大きく踏み出したのは
この夢之丞の貢献が世に広まったことをきっかけだったともいえます。


残念ながらわが大阪はまだまだ
この一歩に踏み出せそうにない状態です。


今ペットを買おうと
ペットショップにいくまえに



大阪府動物一時保護センターを訪れてみてください

血統書付きの純血種でなくても
夢之丞のように
かしこく心優しい犬はたくさんいます。


無駄な命として殺される
処分される動物を一頭でも増やせるように



できること、防げることを考えて
今一度、命に対する敬意と思いやりを
思い出してみるべきではないでしょうか?



譲渡犬情報 (新しい飼い主さん募集中の犬) 大阪府





texts by : 高山晃歩

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